クズからの脱却(仮)
僕が、人生がうまくいくようになったな~と思えるようになったのは
自分を認識して、自分を愛する努力をし始めた
頃からです。
幼少期~学生時代、いや大人になってもか。
僕は”自分”を認識することに抵抗がありました。
自我を感じるのがたまらなく気持ち悪かったのです。
はっきりとした理由は分からないけどとにかく、自分が自分に対して何かしらの感情を抱くのがめちゃくちゃ苦手でした。
自分の中で自分の存在が大きくなるきっかけになる出来事が嫌いで、だから目立つ行動を極端に避けました。
目立つと緊張して、自分との戦いになるからです。
”自分で自分を見つめる”というのが本当にムリでした。
なんかカッコ悪いし、こそばゆいし、自分に嘘はつけないので見られたくない部分がぜんぶ見えてしまうからかな~と今では思います。
”自分”から目を逸らして、その代わりに他人に釘付け。
自分の人生において、他人の動向がすべてで、それでいて暴走する自我が他人の人生に介入しようとします。
- 逐一、指示・命令をする
- 生き方に反発・指導する
- とにかく否定する
こんな人間性のやつでした。
まぁ…
THE クズ
ですねw
- 劣等感
- 自己否定感
- 承認欲求
- 優越感
↑こういうくだらないモノに振り回される、弱い人間。
当然、クズである僕の元からは人がどんどん離れていきました。
僕を大事にしてくれた親友は、いつの間にか疎遠になりました。
僕をかばってくれた仲間は、僕に告げずに連絡先を変えていました。
僕を愛してくれた恋人は、幻滅して去っていきました。
僕を評価してくれた憧れの先人たちは、やがて僕に注目することはなくなりました。
自分から逃げるためには、他人に注目する以外に選択肢がなかった。
それでいて、人間の特性として、人は他人に影響を与えたがります。
性格が悪い僕の”影響を与える行動”って、ネガティブな手札しか持っていないので、瞬く間に孤独になりました。
きっとあのままの状態を維持して、今もクズのままだったら。
クズな自分を見つめ直して矯正して、生まれ変われていなかったら。
ゾッとしますね。
今の僕は、自分と対話することに全ツッパしています。
- 自分が何を思っているのか?
- 正直な気持ちでどう感じるのか?
- あのとき戦おうと思った理由は?
- あのとき逃げた理由は?
- 達成できた時の心情は?
- 失敗した時の心情は?
- 自分は何が得意で、苦手か?
- 自分は最終的にどこを目指すのか?
多角的に、自分という”生き物”を分析する、自分における第一人者です。
昔できなかったことにこうして取り組んでみて、ちょっとはクズ脱却できたかな?なんて感じています。
これから新しく会う人たちから人間性について評価してもらえる機会を増やして、クズ脱却への道をさらに強固なものにしていくつもりです。
「だからお前はクズのままなんだよ」
自分で、自分に対して、この言葉をかけられるようになれた。
自我を認め、見つめられるようになれた。
みんなは生まれたときから普通にできるのかもですが、僕の中では大きな大きな進歩です。
自分を見つめ、愛するということ
自分を愛することで、人生の舵が取れるようになります。
- 他人軸でなくなる
- 違和感を放置しない
- 自分のために思考・行動できる
- 後悔しない人生を送るという覚悟ができる
僕は、自分の人生を生きられるようになりました。
迷いはありません。
自信しかありません。
たまに悩むけど、そんな自分もかわいいです。
人生が楽しい!
大空を仰いで叫びたくなるくらい、充実しています。
死ぬ前に後悔すること第1位を知ってますか?
『もっと自分の人生を生きればよかった』
です。
歳を重ね、動けなくなり、病室のベッドでただ死を待つだけの無の時間、大粒の涙をこぼしながら、大多数の人間がこう思うのだそう。
二度と巻き戻せない一度きりの人生、記憶を辿って、反省したり、後悔したりして、絶望しながら死んでいくのです。
もしもあなたが「生きづらい」と感じているのなら…
他人に影響を与えているつもりが、実は他人の言いなりになっていませんか?
自分らしさを手に入れたいけど、従来型の価値観に同調しようと己を捻じ曲げてしまっていませんか?
自分に正直に生きたいけど、すぐそばにいる誰かのご機嫌取りのために、表現することを我慢していませんか?
欲望を押し殺して、仮初の笑顔で日々を過ごしていませんか?
本当は自分を見つめ、信じ、愛することができていないんじゃないですか?
かつての僕がそうだったように、今のあなたもそうかもしれません。
じゃあ、僕がそうしたように、あなたも自分に言ってやってください。
「だからお前はクズのままなんだよ」
PS.
”自我肥大”状態は、失敗例です。
- 私は~
- 私が~
- 私に~
- 私を~
- 私じゃ~
などでいっぱいの人。
いわゆる”オタサーの姫”的な立ち振る舞いは、決して褒められたものじゃありません。
こういう人も結局、心が貧しくて、自己を認められなくて、自分から目を逸らしたくて、造り上げたキャラで他人にぶら下がって、苦しい現実から逃げているだけです。
生粋のクズであり、同じ穴の狢です。(ようこそ!)
自分を愛せているわけではないので、参考にする必要はありません。
PPS.
簡単に言うと、自分を愛せている状態=”他人が気にならない”状態です。
褒められても思い上がらないし、けなされても傷付かない。
軸がブレない状態。
すでに自分の中で自分なりに自分との決着が付いているので、動じないんですね。
僕はここを目指しているし、ちょっとずつ結果が出ている。
もしもあなたがまだできていないのなら、少なくとも僕は応援しますよ!